件数で見る家出人の実態とは

家出人の件数について 家出人の探し方

件数で見る家出人の実態について紹介します。

ここでは、毎年、警察庁から発表される家出人に関連する統計から、気になる数字をご紹介します。
「平成20年中における家出の概要資料」(警察庁生活安全局生活安全課・平成21年6月)

受理件数

平成20年中に、全国の警察が家出人捜索願で受理した家出人の人数は、84,739人にのぼります。

男女比率

男女比率では、男性が53,570人で63.2%女性が31,169人で36.8%
全体の比率では、男性が女性の2倍近い数となっています。

年齢構成

二十歳未満の少年と成人とに分けると
少年が20,069人で全体の23.7%、成人が64,670人で全体の76.3%
全体の中では、10代の家出が一番多く、60代まで、10歳区切りで少しずつ、家出人の比率が減少しています。

家出の原因・動機

家出の理由として、一番多いのは、家庭関係の問題(21.8%)です。
ついで、病気(15.3%)、事業や仕事の行き詰まり(12.3%)、異性問題(3.4%)、学業(2.7%)などとなります。

発見に至った割合

家出人捜索願が出された家出の中で、実際に平成20年中に発見に至った件数は、78,668人です。
発見に至った経緯は、
どこかの警察署に保護される、本人が帰宅した、家族が見つけた、その他の者が見つけて連絡が入る、そして残念ながら事件・事故に巻き込まれる、死別するなどのケースが含まれています。
比率としては、無事帰宅するケースが44,585人(56.7%)、犯罪トラブルなどに巻き込まれていたケースが27,539人(35%)、死別(5.5%)となっています。
ここで紹介をしている数字は、あくまでも平成20年中の統計であり、また警察に家出人捜索願が提出されている場合の数字です。
また、発見人数は、平成20年中に発見された人数であり、家出人捜索願が平成20年以前に出されている人も含まれています。
そのため、平成20年に捜索願を出したからといって、その年の内に上記78,668人が発見されているわけではありません。
捜索願が出されて1年以上たった後に発見されるケースもあります。

まとめ

警察の統計でみる限り、家出人の件数は、昭和30年代からずっと、8万件を超えているようです。
(警察に捜索願が出されていない家出も含みます。)
しかも、ここ数年は、「プチ家出」と呼ばれる社会現象により、件数が増える傾向にあります。
プチ家出をする際、少年少女は、所持金をほとんど持たない状態で家出を敢行してしまいます。
そのため、軽い気持ちで万引きをしたり、甘い誘惑に乗ってしまいがちです。
また、中には数回のプチ家出を繰り返した後、本当に家に帰宅しなくなるケースもあります。
家出人と一口にいっても、各人の置かれたケースによって、その態様は様々。
原因が明らかになっている場合もあれば、全くどのようなトラブルに巻き込まれているのか思い当たる節がないというケースもあることでしょう。
1週間以内に発見される人数は、わずか65%ほどしかありません。
時間が経てば、経つほど事件・事故などのトラブルに巻き込まれる可能性は高くなります。
また、次第に命の危険にさらされる恐れも増えて行きます。
一刻も早く、家出をしている方、行方不明となっている方を探し出すことが求められます。
出来る限り早く、家出人を探すために必要な行動を取りましょう。

 

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